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思考が生存本能の邪魔をする〜「チーズはどこへ消えた?」を読んで〜

 

ネズミ2匹と小人2匹のお話。

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ネズミも小人も、迷路のどこかにあるチーズを求めて行動します。

本能に逆らわず直感的に即行動に移すネズミ。

 

思考に時間をかけて、あれやこれやと最適を考えてから行動に移す小人。

 

2匹はそれぞれ違う特性を、2人もそれぞれ違う特性を。
それは人の色んな側面を表しているかのような。

 

行動の末、試行錯誤の末に見つけたチーズ。
このチーズが無くなるところから始まる物語。

 

 

 

生存本能に従うネズミの優位性

本能に従うことで、チーズの現状を知り、なくなってもパニックにならずに即行動。

 

現状を常に観察することも、状況が変わったとしても即行動に移せることも、とても大事なこと。

 

考えてしまうことで、原因を分析することも大事だけど、現在のような物凄いスピードで様々なこと、価値観さえも変わっていく世の中だと、原因分析の時間も惜しいことがあります。

 

というか、行動しながら、原因分析しながらの同時進行が必要になります。

 

こういった点で、生きる為に今何をすべきか、生存本能に従って即行動する、これをビジネスに活かせると強いなと思います。

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結果として思考が邪魔をする

本能で動くネズミを若干小馬鹿にした感じのある小人。

 

でも、あれやこれやと考え、原因分析に躍起になり、行動に移すまでに時間がかかる、または行動に移せないでいる状態にしてしまう思考が、結果として生きるということの邪魔になっている。

 

考え抜いた末に行動に移すことができればまだしも、行動に移せず、もうなくなったものに固執してじっとしているなんて、生きると放棄しているのと同じこと。

 

思考が凝り固まってしまったが為に起きる悲劇とも言えます。

 

考えることは大事であっても、考えることが目的ではなく、行動して、生きることが目的なので、目的と手段を履き違えてしまっている良い例とも捉えられます。

 

物凄いスピードで変化する現代。

行動の邪魔になる思考があるのなら、思考は一旦脇に置いておいて、まずは行動。


行動しながらの思考が大事だなと。

 

 

振り返りでまた読もう

読んでいて思い出すのがキングコングの西野亮廣さんとか、今を躍進する人たちのこと。

とにかく興味がある、自分の感性に引っかかるようなことは全て触って掴んで調べてみる、そんな勢いで行動し続ける人たち。

意欲もさることながら、行動力の半端なさ、それに裏付けされた結果。

 

物語自体はとても読みやすく、スイスイと読み進められますが、以前から売れ続けている本書ではありますが、今の時代、特に重要なことが書かれているストーリー。

 

すぐに読み終えられる文量でもありますので、また読もうと思います。

 

まだ読まれていない方は是非に!