どうも、くす太です。
24時間で本を作るという企画で動き出したSHOWROOM代表の前田裕二さんの24時間生配信。
7人と対談しながら、素敵なコンテンツをあらゆる人がもっている中で、成功している人と成功していない人がいるという現実を受け、足りないのはプロデュース力とし、一部の限った人が持てるものという認識から誰でも持てるものへと変換すべく、プロデュースの民主化を目的に、「コアと市場」をテーマに模索していくというもの。
※購入はこちら「単行本版【ニッポン放送×SHOWROOM 24時間配信特別企画】ギフトのあけ方」
書評記事①では中田敦彦さん、鬼龍院翔さん、松村沙友理さん、西野亮廣さんの4人との対談内容を書きましたが、この書評記事②では残りの3人、ゆうこすさん、蜷川実花さん、檜原麻希さんの対談内容を書いていきます。
※書評記事①はこちら
⇨【書評①】SHOWROOM前田裕二さんの対談本「ギフトのあけ方」〜中田敦彦さん・鬼龍院翔さん・松村沙友理さん・西野亮廣さん〜 - くす太net
第五章「ゆうこす」さん
言わずと知れたインフルエンサーのゆうこすさん。
モテクリエイターであり、Instagramなどで絶大な支持を得て、大活躍中の方。
元々はアイドル活動もされていた方です。
書籍には「SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方」「共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
」があり、SNSに興味がある方やもっと使っていきたいと思っている方などはぜひお読みください。
SNSで発信を始めた当時はすごいアンチなどからの攻撃もあったようですが、その中で自分と同じように非難されたりしている人たちと共感したい、友達になりたいという思いから、自分と同じ(ぶりっ子、意図的ではなくそうでなくてはいられない)人たちに対して発信することに。
ニッチへの発信に絞ったことで強烈なファン、味方を作り、その結果、影響力が拡大してマスにも届くようになったと前田さんが分析。
ニッチな部分であるぶりっ子を対象にしたことが、ゆうこすさん自身のコアだった。
しかもSNSが大好きでもあった為、ゆうこすさん自身は一つのコミュニティに留まることなく、いろんなコミュニティに存在することで、自分のコアを市場に当てて削っていく作業ができ、光か輝くコアが現れた。
ここでも出てきましたが「優れるな、異なれ」という言葉。
自分って周囲の人たちや世間と違っていて合わないなと思っている方にとってはすごく背中を押される言葉ですね。
第六章「蜷川実花」さん
写真家であり、映画監督でもある蜷川実花さん。
監督された映画に「ヘルタースケルター」「Diner
」があります。
そして父親が蜷川幸雄さん。
クリエイターとしての環境は抜群であった為、すくすく育ったことによるコンプレックスもあられたとか。
その父親からの教え「人と違うことは悪いことではない。ただ、その分のリスクは必ず自分で取りなさい」が優しくも厳しい言葉。
クリエイター活動をしていく中で親の七光りや感性を否定されたりすることもあったが、着実に確実に実績を残していかれ、その中で、
人と合わない、市場と合わない、批判されることを構わないと思えるか、そう思えるだけの圧倒的な努力をしているか、という問いかけがありました。
これは成功している人なら当たり前で、むしろ圧倒的な努力をしていることはスタートラインでしかない。
しかも単に行動量を増やしたら良いということではなく、がむしゃらにやれば良いというものではなく、効率的に且つ良い感じに長時間するというのが大事。
ここでも圧倒的な行動量、努力というのが当然に大事だということを再認識。
第七章「檜原麻希」さん
今回の企画で共同で動いたニッポン放送の社長である檜原麻希さん。
24時間生配信は一冊の本を作ることであり、テーマはプロデュースの民主化。
これまで6人と対談を行い、ラストの対談。
ここで2人が共通で導き出したプロデュース力というのは「愛」です。
自分の作品やサービス、コンテンツに対する愛がなければ圧倒的に努力し続けることは難しいでしょうし、一緒に活動する人たちへの愛や好きになってくれるファンやお客様に対して愛がなければいけないし、愛を注いで、愛を受け取り、これがないと良くならない。
自分もだけど、他を思う心が大事。
世界は自分一人ではない。
難しくも真意。
最後に
24時間の生配信の終盤に、前田さんがあとがきなどを仕上げている姿がやっぱりすごくて、配信中にPCをカタカタと打ち始め、これまでの24時間の中で行ってきた7人との対談を踏まえて出来上がった一冊がこの「単行本版【ニッポン放送×SHOWROOM 24時間配信特別企画】ギフトのあけ方」。
濃密なエッセンスが詰まっています。
少しでもご興味が湧きましたらぜひ!
では。