どうも、くす太です。
2018年の台風21号。
かなりの猛威をふるって、広範囲に大きな被害を及ぼしました。
あまりの広範囲の被害であり、莫大な被害件数である為、限りある業者の方たちが日々奔走して復旧に当たられていますが、まだまだ明確な復旧の目処が立っていないところがほとんどかと思います。
この記事では、風による被害、いわゆる風災でなにかが飛ばされたり破損したりといったことではなく、強風で窓の下とかの隙間から雨水が入ってくるという現象について。
「窓」
というのは外部を遮断する、開閉可能で通気が出来るなどの役割を担っているわけですが、そもそも完全に外部を遮断することは出来ません。
つまり、窓には若干の隙間があります。
隙間があるといっても目に見えて空間があるわけではなく、虫が入れない、通常であれば水が入り込まないようなレベルの隙間です。
窓というのは、木造であってもコンクリート造であったとしても、壁と同一物ではありません。
コンクリート造であれば、窓用の開口部を作ってコンクリートを形成し、固まってから窓をはめ込んで、コンクリートとの隙間を埋めていく作業があります。
この作業は木造もしかり。
この別々であることが経年劣化で隙間が出来たりして雨水が入り込んでくるのは、別の話なので、ここでは省かせていただきます。
ここでは、壁とは別々の工程で、別々のもので構成されている窓(サッシ)について。
窓、これ自体もアルミなどで作って、パッキンなどをつけて構成されているわけですが、開閉させる必要もあれば、ガラスを交換することもあり、稼働できるようになっている為、遊びとなる隙間が必ずあります。
異常な風圧が窓にかかることで、遊びとなる隙間などから室内に雨水が入り込むという現象が起きます。
※表現方法が稚拙ですがご容赦ください。
この状態は天災であり、窓が異常な状態というわけではなく、建て方が悪いわけでもない為、発生した時はただただ入り込んできた雨水で室内が濡れないようにタオルなどで防ぐしかありません。
このような状況は台風が来ると絶対に発生するわけではなく、風の向きや雨の量など、到来する台風によって異なります。
※当然ながら、台風の時だけでなく、普通の雨であっても雨水が入ってくるような状態は、どこかに不具合が発生している可能性が非常に高い為、調査をして原因箇所を補修していく必要があります。
台風などの天災では、管理組合が入っている火災保険では対応出来ないこともよくありますので、管理組合や管理会社、保険会社に相談することと、自分が加入している保険会社(建物、車など)に相談することが重要です。
保険申請する場合は被害箇所の写真なども必要になりますので、いろいろと注意が必要です。
そんなこんなで台風などの異常な風が吹くことで、窓から雨水が入り込んでくることはあります!ということで。
では。