どうも、くす太です。
最近はキングコング西野亮廣さん関連の本を読むことが多く、さらには西野さんを好きな方と関わることが多かったんですが、久しぶりに堀江さんの本を読みました。
今回読んだ本は、
堀江貴文さんの
「自分のことだけ考える。無駄なものにふりまわされないメンタル術」
です。
メンタル術とは書いていますが、これまでに何冊も読んだ堀江さんの本と極端にアプローチが違うということはなく、一貫した考えが最近の出来事を踏まえて書かれていると感じる本書でした。
※はじめに、を読むだけでも価値ありまくりです。
ものすごく読みやすく、良い意味でささっと読めてしまう本書。
それでは感想などを書いていきます。
本書の概要
著者はいわずとしれた堀江貴文さん。
通称はホリエモン。
私世代であればライブドア時代が一番印象的だとは思いますが、個人的には今の状態、まさに無双状態の多動力バリバリが堀江さんという印象です。
ライブドア時代は正直、うがった見方をしていましたし、そんなに興味もありませんでした。
でも、堀江さんの著書である「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」を読んでからは、自分自身の生き方に気が晴れたというか、ホリエモンって凄い!となり、出版されている書籍を他にも読むようにもなりました。
まぁ私のことはさておき、本書はメンタル術が書かれているということでしたが、個人的にはそんなことはなく、安定のホリエモン節であり、これまでの書籍で書かれている、様々な場で発信されている内容と全く同じことが書かれていると感じました。
※本書の構成は、
- 「あなたに問いたい」はじめに
- 第1章 自分のことだけ考える
- 第2章 炎上される者になれ
- 第3章 無駄なものにふりまわされない心
- 第4章 なぜあなたは緊張に負けてしまうのか
- 第5章 恥をかいた分だけ成功に近づく
- 第6章 他者への優しさだけは忘れてはならない
です。
響いた言葉たち
いつも通りの読みやすさで、ものすごく理解しやすい内容でした。
実際の行動に落とし込み、堀江さんのように動けているわけではありませんが、それでもホリエモン思考を取り込むキッカケになる本書。
響いた言葉たちを紹介していきます。
自分がコントロールできるのは自分の心だけ
人の本心はわからないし、人をコントロールすることも出来ないと本書中では書かれており、多くの人に共通することだと思いますが、自分が変わるのではなく、他人を変えようとしています。
自分が正しいと思い、自分の欲求だけを満たす為に、思い通りに物事を運ぶ為に、どのようにしたら上手く進むかを考えるのではなく、周囲の人や物などをコントロールしようとする。
逆に考えてみれば分かりますが、他人にコントロールされそうになっても、ほとんどの場合は反発、反発といかないまでも同調しないということは多いと思います。
なら、他をコントロールするんじゃなく、自分をコントロールすることで、自分が思い描くものに近付ける。
いかなることもどのように自分が捉えるか。
嫉妬したら、負け
自分以外の人がモテていたり、ウケていたり、成功していたりすると、意識するまでもなく無関心を装ってみたり、蔑んでみたり、嫉妬したりしてしまうことがあります。
※私はよく斜に構えてしまいます。
本書では、嫉妬したり、斜に構えたりするのではなく、なぜその人は成功しているのかを考え、現状から目をそらさずに、何事も学びのチャンスと捉えて、どうやったら自分に取り入れられるか、方法を考えることが重要だと書いています。
もし今、目の前に嫉妬している人がいるのならチャンスです。
目の前に成功がいるわけですから、全部マネてみたり、研究して自分レベルにカスタマイズしてみましょう。
斜に構えず、正面を向きましょう。
無視されるぐらいなら、さぁ嫌われよう
本書を読むまであまり気にしていなかった部分ですが、無視されるということは存在していないと同じこと。
相手にとって自分はカウントされていないことになります。
これってよくよく考えると、ものすごく恐ろしいことですよね。
自分はここにいるのに、その相手となる人にとってはいないのと同じ。
だったら、嫌われる可能性があったとしても、自分のありのままを出して、存在を示す方が、例え最初に嫌われたとしても、挽回出来る機会もあれば、そもそも存在が証明されます。
みんな存在しているという事実は変わらないんだし。
自分の心のバリアを外す
相手の真意はどこまでもいっても分からないから、信用できるか否かを考えても意味はない。
だから自分のバリアを外してまずは相手を信用することで、相手もバリアを外せば濃いコミュニケーションになるかもしれないし、相手がバリアを外さなかったとしてもそれはそれで置いといて、自分からバリアを外しておけば、少なくとも相手は安心する。
書いてて簡単に感じますが、これってすごく難しいこと。
なかなか最初から自分をさらけ出すのって大変です。でも、確かに閉ざしていても意味はなく、自分が閉ざしているのに相手にさらけ出せってそんな上手い話しあるかという感じですね。
最後に
先述した以上にいっぱいドッグイヤーはありますが、響いた言葉たちはここまでとします。
本書をめくってすぐにある
「あなたに問いたい」はじめに
を読んだだけですぐに刺さりました。
むしろ、本書の中で一番刺さりました。
- 他人の行動や心をコントロールすることは出来ない
- 未来、将来のことも分からない
- ビジネスも商品も何が流行るか分からない
だったら自分が良いと思うこと、楽しいことや嬉しいと感じることから目をそらさずに、色んなことを言い訳にせずに、とにかく自分を生きる。
めちゃくちゃ大事だけど、簡単のように思うけれど、それがすごく難しい。
でも、冷静に考えれば堀江さんが伝えられていることが真理だと思います。
自分の人生は自分のものでしかなく、他人の為に生きる必要はないんです。
では。