どうも、くす太です。
個人的には堀江貴文さんから繋がっていった感じの幻冬舎の編集者・箕輪厚介さん。
その幻冬舎の代表取締役社長である
見城徹さんの著書である
たった一人の熱狂
を読みました。
圧倒的な表紙を飾るのは著者の見城徹さん。
強烈なオーラが本から飛び出ています。
読む前からエネルギーに溢れている本です。
それでは、見城徹さんの「たった一人の熱狂」を読んだ感想などを書いていきます。
本書の概要
著者は見城徹さん。
云わずと知れた幻冬舎代表取締役社長。
見城さんは本書内で、
子ども時代から大好きだった読書、一時期は作家の道を目指したが、本物の表現者にはなれないと感じ、圧倒的なエネルギーを抱えて表現する作家と寄り添える「編集者」を志し、誰にも負けない圧倒的な努力で編集者を天職とし、今でも衰えることのない圧倒的なエネルギーを費やしている
といった内容のことを書かれています。(自分なりに解釈して書いている為、ニュアンスの違いはご容赦下さい)
何事にもまっすぐで全力な見城さんが、堀江貴文さんと藤田晋さんが作り出したSNS「755」で、入っている質問などに対して、紳士的にも、情熱的にもやり取りしたことが基になっている本書。
熱量に、エネルギーに不安がある人にオススメの活力が漲る一冊となっています。
※本書の構成は、
はじめに、第1章「仕事に熱狂する」、第2章「圧倒的結果を出す」、第3章「起業は甘くない」、第4章「切なさを抱えて生きる」、第5章「トップを走り続ける男たち」、第6章「淋しくなければ恋愛じゃない」、第7章「人生を豊かにする遊び・買物・食事」、おわりに
となっています。
響いた言葉たち
本当にエネルギーに満ち溢れた内容になっている本書の為、ヤバイなぁ~と感じるパワーがいろんなところから溢れています。
しかしながら、圧倒的な努力で確かな結果を出し続ける見城さんの言葉・行動力に圧倒されてしまう部分もあり、今でよくいう
ブラック !
みたいな印象を抱いてしまうところがあったりはする、というのが読んで感じた正直な感想です。
それでも、自分の熱量に、エネルギーに不安がある、不満がある人にとってはオススメの言葉たちが当然ありましたので、少しだけ紹介したいと思います。
結果が出ない努力に意味はない
個人的には無駄なことっていうのは生きている上で考えるとないと思っている為、この言葉だけを捉えてしまうと思わず反発してしまう内容ではありますが、これにはちゃんと続きがあります。
本書内で見城さんは、
努力することに意味があるなどというのは単なる人生論であって、仕事に関して言えば「成功」という結果が出ない努力に意味はない。
いや、そう考えるしかないのである。
と言われています。
この内容はキングコング西野亮廣さん著の「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」でも書かれていますが、努力をずっと続けられるか、他の人が休んでいる時に自分はエネルギーを注ぎ続けられるか、その結果が無駄にならずに成功という形になっているかが重要であり、成功ではない努力は仕事という面で捉えると意味があるのかと考えてしまいます。
成果の出ない努力は自己満足でしかないと思うのも確かなところ。
結果が出なければ、それでも努力がほとんどの人の目に止まることがないのも事実。
やるか、やらないか。
感想を伝えることは、人間関係の最初の一歩(本書より引用)
これを読んだ時にすごく考えさせられました。
私自身、あまり出来ていないところだったからです。
昔からの友人や家族であれば、あまり意識しなくても感想というか思ったことを伝えられていると思いますが、そこまで仲が良くない人や初見の人とかだと、質問に返答するのにいっぱいいっぱいになりやすく、会話のキャッチボールを忘れやすくなってしまいます。(正味な話でいくと、緊張しているのかなと)
頭の中では思っていることを伝えないと、とは思うものの、上手く言語化されない為になぜかボ~っと無関心みたいな状態になってしまいます。
自分が受け手として考えた場合、確かに相手から思っていることを伝えてもらえると、心のバリアーというかハードルが低くなるといった効果があります。
これはほんまに大事なことなんだと痛感した言葉です。
ギブ・ギブ・ギブの精神
竹下元総理の言葉に一文を付け加えた、故・氏家元日本テレビ会長の
自分で汗をかきましょう。
手柄は人にあげましょう。
そしてそれを忘れましょう。
という言葉。
最後の一文が付け加えた言葉になりますが、この一文がすごく大事に感じました。
ギブ・ギブ・ギブというのが最近のトレンドのように感じますが、上2段であれば不十分であり、最後の一文でこの考えが完成といった感じ。
忘れなければどうしても見返りを求めてしまいそうであり、ふとした時にそういや見返りないなぁと思ってしまいそう。
だったら、いっそのこと忘れてしまえば良い!
といった最高な考えに至ったのだなと感じました。
現状維持している限り、「昨日とは違う明日」はやって来ない(本書より引用)
この言葉が出てくる部分のタイトルは、リスクのない転職なんかない、です。
まさの今の自分に当てはまる。
少なくとも、この記事を読んでいる方や、堀江貴文さんやキングコング西野さんの書籍を読んでいる方々は、私を含めて現状から変化したい、変わろうと思っている人たちだと思います。
この言葉はまさに変化する人にとっては絶対に大事なものだと感じました。
去年、昨日と同じ今日。
今日と同じ明日、来年。
そんな毎日で変化は訪れない。
訪れたとしても受動的過ぎる為、運とか奇跡とかの類になってしまい、最悪の場合は悪い方向の変化にもなってしまうかもしれません。
現状とは違うことやもの、場所などに能動的に、自分から行動することで、昨日までとは違う今がやってくるのだと思います。
未だに圧倒的に足りていないと感じる行動力。
気軽に、身軽に。
さいごに
本書にしているドッグイヤーを見るだけでも、これまでに挙げた響く言葉たち以上に言葉がありますが、挙げ続けるとただただ長い記事になってしまう為、このあたりで締めくくります。
本書を持ち歩き、表紙にいる見城さんと常に対峙する状態にしておくだけでも、努力から逃げずに圧倒的なパワーを出し続けられるんではないかという程のインパクトがあります。
本書は日常の変わり映えしない景色を変える為のキッカケにもなる一冊だと思います。
では。
<PS>
2018年3月13日のキングコング西野亮廣さんの講演会に行きました。
西野さんの弾丸トークは留まることを知りません。
この講演会のテーマは
「change!」
ぐだぐだと、のらりくらいと過ごした35年。
決して無駄ではなかったけれど、今以上にもっともっと楽しみたいから。
自分に正直に。
行動を起こして。
努力と思わない努力を重ねて。
受動では変わらない。
能動であれ!!