どうも、くす太です。
人は「空気を読む」ということを自然とします。
しかしながら、この「空気を読む」が自然に出来ない人がいます。
そもそも論ですが、「空気を読む」必要はあるのでしょうか。
というか、
この記事は「空気を読む」というのが大事か大事じゃないかは全然関係なく、
「空気を読む」の前に言ってもらわないと分からないこともある
ということを書いていきます。
空気を読む
この雰囲気やタイミングであれば、
- 黙っておく
- 手を叩く
- 外に出る
などの行動をとるようにする、といったことが「空気を読む」と言われるものだと思います。
まぁだいたいの方が「空気を読む」というものを成長の過程で本能というか、意識しなくても自然に出来てしまうといった類のものになっています。
最近でも「空気を読む」ことは重要であるという考えが一般的であり、逆に出来ない人を「空気を読めないやつ」といった感じでなぜか蔑むような風潮があります。
でも、この「空気を読む」自体が時と場合によっては行動を変えないといけないものだと思います。
なんせ成長の過程で獲得するようなものである為、子ども、特に赤ちゃんは「空気を読む」なんてことは絶対にしません。
「空気を読む」ことはしませんが、その場の雰囲気が悪くなるでしょうか。
悪くはならずに逆に和ませることの方が大半です。
ということは「空気を読む」というのは、その場の雰囲気に合わせて臨機応変に対応すればいいだけで、その対応が自分にとって飲み込むことが出来るレベルの内容であれば思っていることを控えてもいいかもしれませんが、飲み込めないような、自分の信念というか、結果として自分に嘘をついてしまうような「空気を読む」行動は、これかの時代では絶対にしない方がいいと思います。
話が脱線してしまいましたが、「空気を読む」ことが最善策というわけではないということです。
言ってもらわないと分からない
前述では「空気を読む」ということがどのような行動なのか、私が「空気を読む」というものに対する考え方を書いていきましたが、そもそも「空気を読む」というのはほどほどに、どこまでもいっても人間関係ありき、その相手が大切なのであれば尚更「空気を読む」を最善策と思い込んでしまうのは問題ありです。
なぜかというと、人は結局のところ、相手の心うちが完全に分かる・把握出来るということはなく、分かったつもりであり、自分が理想とする相手の感情を創造しているに過ぎないと思うからです。
「空気を読む」を重視し過ぎたが為に、知らず知らずのうちに相手に対して嫌悪感を抱いたり、めんどくささを感じてしまったりと、良好な人間関係は正直なところ築けないと感じます。
ですので、「空気を読む」ばかりではなく、
「自分が思っていることは必ず相手に伝えるようにする。」
ことが人間関係を最良なものへと導いていくことになります。
具体例
なぜ今回の記事である「空気を読む」ではなく、言ってもらわないと分からないということを書いているかというと、先日、以下のような出来事がありました。
最近スマホを触り過ぎな感じの私ですが、お風呂タイムにもスマホを触っており、そろそろ子どもたちをお風呂に入れないとなぁと思いつつも、Tポイントカードの設定が難航していた為、なかなかお風呂に入ることが出来ませんでした。
すると、奥様が若干キレ気味なオーラを放ちつつ、お風呂の準備をし始め、自分で子どもたちをお風呂に入れ始めました。
子どもたちが寝た後も悪い空気が漂っています。
※お風呂上りの子どもの世話や歯磨きの手伝い、寝かしつけは私がしています。
いつものことではありますが、機嫌が悪くなると黙り込むんです。奥様は。
私自身は思ったことはなるべく言うようにしている為、黙りこまれるのは困ります。
今回のように機嫌が悪くなった原因が判明している場合はまだ良いですが、全く分からない場合もあります。すごく困ります。
今回のことでも、一言「遅いからお風呂に入って。」と言えば解決していたと思います。
※逆に「空気を読んで」お風呂に入れというのは、一旦ご遠慮下さい。
ということからも、「空気を読む」ばかりを重視せずに、思っていることは言った方が良いですし、相手側である自分としては、言ってもらわないと分かりません。
まとめ
自分の為にも相手の為にも、「空気を読む」ということが最善策とは思わないことがこれからの時代は最重要だと思います。
思っていることは伝える必要がありますし、言われないと分からないことっていうのは絶対にあります。
私は私でしかないし、あなたはあなたでしかありません。
私のことを一番思っている、考えているのは私自身であり、あなたのことも同様です。
あなたのことを一番に思って考えているのは、彼氏や旦那・家族ではありません。
あなた自身です。
色んな書籍で書かれていますが、他人はそこまであなたに関心はありませんし、自分に置き換えて考えても、他人のことよりも、他人が自分をどう見ているか・考えているかといったことは気にしますが、結局は自分のことしか考えていません。
自分以外の周囲を大切にするのも大事ですが、「空気を読む」を最善策という考えは捨てて、思っていることは伝えるというのを大事に出来ればと思います。
※自分が思っていることは伝える、というのは、他人からすれば、言ってもらわないと分からない、ということです。
では。
<PS>
2017年12月に入ってから休みの日にはなるべくランニングをするようにしており、今日も10km弱のランニングをしましたが、スタート地点をゴール地点にしており、そこに戻ろうとしたところ、立ち往生している郵便局の車両と配達員の方が一名いました。
なぜか川沿いにある柵にホウキでバサバサしており、最初は柵を掃除してはるのかなと思っていましたが、どうやら様子が違う感じ。
ランニングで疲労困憊でしたが、意を決して尋ねたところ、ハンコを川に落としてしまったとのこと。
今までの私であれば声掛けもせずに変な人がいるなぁと思って横を通り過ぎていましたが、2017年の1年間を通して、優しい社会になればという思いが強くなっていた為、年の暮れに仕事が進まないと大変だと思い、柵を乗り越えてハンコを拾いました。
少し手が汚れましたが、ウェットティッシュと「ありがとう」という言葉をもらいまいた。
リアルで受け取る「ありがとう」という言葉。
いいなと感じた一幕でした。