どうも、くす太です。
最近読む本はキングコング西野さんの影響をかなり受けていますが、今回読んだ本は
ロザン菅広文さんの
です。
ロザンのイメージとしては、以前の関西芸人のブーム時に結成していたダンスユニット、WEST SIDE(キングコングもメンバー) のメンバーであり、現在では宇治原さんの頭脳を活かしたクイズ番組への露出が多いといった感じです。
菅さんに対してはクイズ番組のイメージはほとんどなく、イケてるフェイスの男子というのがメインで、キングコング西野亮廣さんのブログからの影響で、めちゃくちゃロジカルシンキングで厳しい方といったことを知りました。(正直、ルックスからは想像が出来ません)
そんなロザン菅さんの本書を読んだ感想などをご紹介していきます。
本書の概要
著書はロザンの菅広文さん。(ボケ担当の方)
本書にはボケが盛りだくさんで脱線した感じの部分が頻繁に出てきますが、いわゆるエピソードトークみたいな感じで、逆にすごく読みやすいものになっています。
お笑いコンビの「ロザン」は世間的にも私と同じ方が多いと思いますが、現時点では菅さんよりも宇治原さんの頭脳明晰のイメージが強いと思います。
しかしながら、ロザンというコンビでの講演会などが多いということで、菅さんも勉強に関する質疑応答に加わるようで、実際の質問と回答も本書には書かれています。
頭脳明晰の宇治原さんがいうと理解しがたいところも、分かりやすさを徹底した対応をする菅さんの方が的確に問題点を捉え、解決策を見出せるんだろうなと本書では感じました。
宿題への取り組み方
子どもが勉強するようになる方法
勉強をする上で大切なこと
勉強に対する考え方
などが本書には書かれていますので、受験生などの学生だけではなく、社会人や親世代の人たちにとっても、とても役に立つ考えを得ることが出来ます。
※本書は15項目の見出しで構成されています。
読んで感じたこと
京都大学、いわゆる京大卒業生である、ロザンの宇治原さんではなく、高学歴受験ロボットUjiharaの相方である菅さんが、宇治原さんの1番身近な立場で感じたこと、元々、菅さんが考えていること、多くの人が抱く勉強に対する考え方が、ボケとともに書かれており、思わず「なるほど」と言ってしまいそうになる瞬間もあります。
そんな本書から2点をご紹介します。
勉強を自分からするには
自分の子ども時代を思い出してみると、親から宿題をしなさいと言われたり、勉強しなさいと言われたりすることはありませんでした。
それでも勉強するのは好きではなく、仕方なく時間をとって勉強するといった感じでした。(どちらかというと嫌いな部類です)
本書の中では、
宿題や勉強をすることは罰になってしまっている為、子どもは勉強から離れてしまうことから、親は宿題について特別口を出すのではなく、宿題をしないのならば先生に怒られることを選択する方が良い
といった内容があり、勉強することが罰になってしまうことで自分から進んで勉強する機会がどんどん失われてしまい、加速度的に勉強が出来なくなるといった理解をしています。
ならば、どうすれば勉強するかですが、子どもの内は日常的に遊びの中にさりげなく遊びの延長線上に勉強の風味がかかったものを取り入れていくことで、勉強というものが自然と身に付くという、宇治原さんのリアルエピソードと絡めて書かれています。
たしかに、遊びの延長に勉強があるのであれば、子どもにとって勉強は苦痛ではなく楽しいものになる為、進んで勉強することが出来るようになると思います。
親の関わり方がすごく重要だなと思い、自分の子育てにも取り入れていく予定です。
情報を知識にするには
学生時代を思い出すと、毎日の授業や家に帰ってからの宿題、場合によっては塾での勉強と宿題、本当に膨大な時間を勉強に費やしていたと思います。
ですが、単純に時間をかけて勉強すれば点数が上がるかというとそんなことはなく、勉強した気がするけれども覚えていない、結果、テストの点数は伸びず、といったことを経験している方は多いと思います。
では、どうすれば膨大な勉強時間で得た情報を自分の知識に出来るか、覚えることが出来るかですが、本書では、
エア授業、もしくは、教えられるよりも教えること
と書かれています。
どういうことかというと、
一方的に情報を受け取るだけではなく、受け取った情報を人に伝えることが出来るか、伝えることが出来れば自分の頭に知識としてストックされているということであり、伝える中で抜けている部分があれば、そこを覚えることで確かな知識に変わっていきます。
資格が最重要視される時代ではないと言われていますが、それでも社会に出れば資格のあるなしで評価されることはあります。
職種にもよりますが、絶対に必要な資格もあります。
その資格をどのタイミングでどうやって取得するか、会社に勤めている場合はとても重要な点となります。
ぐだぐだと勉強しない、しても結果が出ないといった状態を何年も繰り返すのではなく、しっかりと考えて勉強してさっさと資格を取得する。
行動に即移すことは非常に重要なことだと痛感します。
(勤め先の同僚の中には必要な資格を何年も取得していない人がおり、毎年同じ結果を繰り返しています。本書を読む前に思っていたことがあり、それは、資格を未取得の人たちで勉強会を開き、講師役を毎回交代制で行うことです。本書でビタっと来て、考えに間違いはなかったなと思いました。)
まとめ
勉強にしてもなんにしても、自分にハマる方法を見つけるのって重要ですが、それは思っている以上に難しいもの。
勉強が出来る人、話が上手い人、聞き上手な人、プレゼンが上手い人、など、色んな特技をもった、いわゆる優秀な人というのは様々なジャンルでいますが、その人が発言することや実際の行動をそのまま自分のものにするのは難しいのが現実です。
本書でも書かれていますが、世間一般に成功者と言われているような人たちを完璧にマネることが実際に出来るかというと、普通には出来ないからこそ、それを出来る人は成功しているといった現実があります。
これに気付かずに、ただ単に、自己啓発本や成功者の体験本、ビジネス本をうのみにしたとしても、結果として無意味になってしまうことが多いといった問題を多くの人が抱えています。(うのみにしても再現出来ない人が異常に多いというのも現実)
問題は方法論の問題ではなく、自分を知り、自分に適した方法を選ぶことが出来るか。
その為には、より多くの方法を試すという手段もあれば、自分をより知るという手段もあります。
自分を知る為には、日々過ぎていく時間や出来ごとを、その一瞬のものとせずに、記録として残し、振り返って分析、把握することが重要だと思います。
では。
<PS>
正直、今までは自己分析などの「自分を知る」といったことはしたことがなく、本ブログも記事を書いて投稿して、次の記事を書いて投稿して、この繰り返し。
日記をつけているわけでもなく、手帳にログを残していることもなく、日々起こる事象を全て過去のものにして、記憶から薄れていく状態です。
2017年も残すところ1か月を切りましたが、自分を知る重要性を知りましたので、記録を残して振り返るという習慣付けを試しています。
手帳に日記を残すもよし、SNSで記録を残すもよし、どんな方法でもいいと思います。
私自身は、はあちゅうさんのSHOWROOM
※はあちゅうさんのSHOWROOMもどうぞ↓
で刺激を受け、2017年12月6日に発売された「自分への取材手帳」
※自分への取材手帳にご興味ある方はぜひ↓
を活用し、SNSにおいても記録を残して振り返っていこうと考えています。
自分への取材手帳の自分なりの使い方、使う中での変化、そこから広がるもの、なども今後記事にしていく予定なので、引き続き宜しくお願いします。