どうも、くす太です。
2017年10月に出版された
キングコング西野亮廣さんの
「革命のファンファーレ~現代のお金と広告~」
を読み終わった上で、感じたことを書く連載四つ目の記事です。
※連載一つ目と二つ目と三つ目の記事は↓こちら↓
長文ではなく、短めの記事を書くつもりですので、お付き合い頂ければこれ幸いでございます。
本書の著者について
著書はキングコング西野亮廣さん。
連載一つ目の記事に書いていますので、そちらを見ていただければと思います。
※連載一つ目の記事は↓こちら↓
キングコング西野亮廣さんの「革命のファンファーレ~現代のお金と広告~」で好きな言葉は【努力】について書いている部分~連載①~ - くす太net
目からうろこの部分
既存業界との戦い方として、
他人と競った時点で負け。自分だけの競技を創れ。
※本書から引用。
という見出しの部分があります。「はじめに」の次に来る見出しです。
どうしても考えてしまいがちなのが、今すでにある業界で戦おうとした時に、既存のルール・制約の中でしか戦略を立ててしまいます。
でも、よく考えてみると分かりますが、既存の業界であれば大手企業もあれば、特徴ある中小企業などがすでにいる為、既存業界に新規参入して、すでにその業界で活動している既存企業と同じ手法を用いて活動することは不利でしかありませんし、出遅れ感はマックスになってしまいます。
その時にどうするかが大事なのですが、本書では、
その分野の慣習になっている部分ではなく、逆に慣習になっていない部分にクローズアップし、慣習になっていない理由を解決していくことで、他にないものを作り上げることが出来る
としています。
※絵本を分業制により創作、これが実現していない理由は絵本市場の規模の小ささ、要するにお金の問題、費用を集める為に仲間という形で作り手を増やし、スナックする新形式で作り上げる。この時点で他の絵本との差別化が達成されている。
老舗といわれるような経験値の高い企業や資金力のある大企業と同じ戦略では差別化することは出来ません。
あらゆる角度から作品、商品としようとしているものを見つめ、今までにない価値を見出したなら、ロジカルにそれを実現させられる方法を探し、止まることなく、たゆまぬ努力で行動していく。
結果として出来上がるものは唯一無二のものになっている。
いかに今ある既存業界で新規参入して成功していくか。
人目をひくには差別化が重要。
なら最初から差別化することを考える。
意識的に差別化を考え、且つ行動出来るか。
やはりここでも重要なのは、
行動
すること。
自分の本業に落とし込むと
自分の本業はマンション管理業界。
分譲マンションが多く建設されていく中で、子会社として作られたのが管理会社。
建設会社であるデベロッパーが定期的に新築マンションを建設することで、定期的に管理物件が増えていくという構造が管理会社にはあり、管理委託料として定期収入がある収益構造の管理業界。
かなりの数のマンションが現時点で建っており、少子高齢社会に入った日本では建設棟数は年々減っていくことが考えられ、実際に建設ピークは過ぎたといった状況です。
定期的に管理物件が増える管理会社。
その管理会社が集合している管理業界。
大手建設企業の管理会社が業界の大半を占めています。
定期的に物件が増える為、差別化は特に進んでいないというのが私の見解です。
差別化が進んでいない管理業界。
起こす行動全てが真新しい可能性がある。
考えるだけで楽しくなります。
後は行動するのみ!
では。
<PS>
2017年12月1日のキングコング西野さんのエゴサーチTV。
出演は品川庄司のお二人。
3部構成になっており、
- 西野さんと品川さん
- 西野さんと庄司さん
- 西野さんと品川庄司
の順に放送されていました。
1部の内容だけで品川さんの印象がガラリと変わりました。
アラフィフになっている品川さんが思春期のような心情でSNSをし、心躍らせる瞬間を語っていました。
twitterで「いいね」を押すことで集まる善意のタイムライン、72時間ホンネテレビで香取慎吾さんに取り上げられたツイートなどです。
また、悪意あるツイートなどに対する向き合い方として、現在ハマっている仏教などの教えをくみ取って、他者を変えるのは困難であることなどを語り、さらにはアンチに対しては、Yahoo!ニュースに取り上げられるようなネガティブ情報は思った以上に誰も見ていないということ、悪いものは自分が見ようとするからいっぱい入ってきてしまう、という悟り的な考えも語っていました。
イメージを完全に覆す内容でしたが、これを引き出すことが出来たのは同じ芸人であり、最高のロジカルシンキングに行動力のある西野さんだからこそ、テレビに出てきたもののように感じました。
やっぱ西野さんってすげぇな~と感じる日々です。