どうも、くす太です。
先日、定時を超えたところで突然の夕立が発生。
雨雲ズームレーダーを見たところ、2時間くらいは雨雲が動かずに、警報が出るほどの大雨の予報になっていました。
まぁ、蓋を開けてみると、そんな長時間降っているということもなく、せっかく同僚に借りた傘も活躍の機会なく、無事に濡れずに帰ってくることが出来ました。
その借りた傘なんですが、タイトル通りの
透明ビニール傘
だったのです。
これまでビニール傘というのは、突然の雨をしのぐ為にコンビニなどで在り合わせで購入して使用し、家に帰れば基本的には普段使いしない、という位置付けでした。
そんなビニール傘への印象が、同僚から借りた透明ビニール傘で一変してしまいました。
何がそんなに良かったのかについて書いていきます。
これまでのビニール傘に対する印象
私だけが感じていたことではないと思いますが、
とりあえずのもの
安かろう悪かろう
強風で壊れる
紫外線で劣化
使い捨て
などといったことが、ビニール傘に対して抱いている印象だと思います。
今ではビニール傘は100円均一でも普通に売られていますし、コンビニでも出入り口部分に必ず置かれています。
このビニール傘を普段使いしている人もいますが、個人的には共感出来ません。
だって、雨に濡れない為に差している傘であるにも関わらず、歩いていても普通に濡れてしまいますし、自転車に乗っていれば尚一層の濡れ被害に遭ってしまいます。
降雨時に使用する傘に求めるもの
雨に濡れない為に差している傘ですので、とにもかくにも濡れにくく、風にも耐えられ、差しやすい傘が好ましいです。
具体的には、
サイズが大きい
風に負けない(骨の数が多い)
差しやすい
差していても進行方向や周囲が見やすい
などが挙げられます。
しかしながら、上記に挙げたようなことを網羅する、パーフェクトな傘というのは今まで見かけたことがありませんでした。
サイズが大きく、風に負けない、といった傘はそれなりのお金を出せば購入することが出来ますが、最後に挙げている「差していても進行方向や周囲が見やすい」に関していうと、今まで一切見かけたことがありません。
ビニール傘以外の傘というのは、基本的に色や柄などが施されている為、風が伴った横ぶりの雨が降ると、深く自分に被せてしまうので、そういった時は特に周囲が見えなくなってしまいます。
移動しながら頻繁に傘を動かしてチラチラと進行方向や周囲を確認しますが、そのたびに濡れてしまうという悪循環になってしまっています。
かといって、レインコートも何かと使い勝手が悪くて、雨の日はいつも憂鬱でした。
透明ビニール傘の何が良かったか
傘に対して不満を持ち、雨降りの日はいつも憂鬱でしたが、同僚にとりあえず雨を凌ぐ為に借りた傘を差した時に衝撃を受けました。
同僚から借りた傘。
それは透明のビニール傘です。
借りて使用する前はなんとも思っておらず、使い始めてすぐは何も気付かなかったのですが、駅までの道中を歩いていると、普段、傘を差す時との違いにふいに気付きました。
すごい視界が開けている。
傘を差しながら歩いても全方向の視界を遮らない
ビニール傘には乳白色のタイプのものも売られていますが、乳白色の場合は透明のものとは違い、普通の傘と同じく視界を遮る状態になっています。
透明のビニール傘だけが、全方向の視界を遮らず、死角を作らない傘でした。(これから傘にもこういった利便性が考慮されて、ビニール傘でなくても視界が開ける傘が販売されるかもしれませんが。)
そういえば、小さい子どもが使うような傘は一部分だけが透明のビニールで作られており、その傘を見た時も進行方向が見えやすくていいなと思っていました。
現時点ではおしゃれな透明ビニール傘を見かけたことはありませんが、普通の視界を遮るような傘よりも、視界が開けて死角を作らない、安全な透明ビニール傘って最高だと感じています。
ビニール傘の弱点
歩いたり、自転車で移動したりする時に抜群の効果を発揮することから透明ビニール傘は素晴らしいと感じているわけですが、透明ビニール傘もビニール傘であることには変わりません。
ビニール傘は一般的に、
強度がなく、強風にすぐ負けてしまう
劣化しやすく、すぐに壊れてしまう
錆びやすい
見た目が良くない
などの弱点が挙げられます。
台風や暴風雨などが到来した時にビニール傘を使用するとすぐに壊れてしまい、とりあえずの雨対策としてまたビニール傘を買うことがあると思いますが、天候不良の日にビニール傘は大量に壊れてしまい、壊れてしまった大量の傘が捨てられてしまうことがあります。
台風などのニュース映像では、ビニール傘を使用して歩いている人が、強風で傘がひっくり返ったり、飛んでいってしまっているような場面がよく放送されています。
まとめ:透明ビニール傘に求めるもの
ビニール傘である限りは先に挙げた弱点が透明ビニール傘にも存在していることになります。
ファッションなのか、ビニール傘を使用している若者を最近は見かけるようになりましたが、見た目が良くない部分でも普段使いへの昇格は今後もなかなかしないと思います。
私が透明ビニール傘に求めるのは、
強度
耐久性
ファッション性
です。
この部分がクリアになれば、使い捨て的に使用されることはなくなり、むしろ好んで使用する人は増えると思います。
安全面を考えれば、普通の傘より何倍も良い透明のビニール傘。
弱点をクリアすることで一気に傘界での地位が向上します。
個人的にも、次に買う傘は透明ビニール傘と決めていますので、より良い透明ビニール傘が開発されることを望んでいます。
では。
<PS>
それにしても雨雲ズームレーダーが最近一層使えなくなっている気がします。
以前から1時間後や2時間後の予測が当たらずに、大雨になるだろうから待機しておこうと思っていると、一切降らずに無駄に時間を浪費していることがありました。
先日も大雨が長時間続くということで、同僚に傘を借りて帰ることにしましたが、30分も待たずに雨は止んでいたいう状況です。
まぁ、傘を借りたことで透明ビニール傘の良さに気付けたわけですが、マンション管理会社に勤務していると、大雨が長時間降り続くことによる漏水が懸念されますので、雨雲ズームレーダーの精度アップに期待したいところです。