どうも、くす太です。
テレビに雑誌にあれやこれやと、あらゆるメディアで注目されまくりのキングコング西野亮廣さんが書かれた小説
「グッド・コマーシャル」
を読みました。
日々絶賛炎上中の西野さんの才能の一つを感じられる作品になっており、毎度ブログを拝見しておりますが、西野テイストともいうべき言葉たちが溢れています。
それではキングコング西野亮廣さんの小説
「グッド・コマーシャル」
の感想書評レビューをしていきます。
本書のあらすじ
著者はキングコング西野亮廣さん。
お笑い芸人、絵本作家、イラストレーター、街づくり屋などなど、数多くの肩書きを持ついわゆる天才。
本書は2013年に出版された小説。
大まかなストーリー
作家志望の青年・芥川が、成果が出ない中で有名作家のゴーストライターの役を担って書いた小説がなんと大ヒット。
多額のお金が舞い込むと勘違いして借金をしたら見事に肩透かしを喰らって借金まみれに!
借金返済の為に入念に計画を練って人質立てこもり事件を起こしたところ、なんと人質・クロサワが自殺を希望し、今にもといった状態。
身代金が欲しい男と死にたい女、途中から加わる中二病ともいえる刑事(久保)の3者が織り成すドタバタ痛快喜劇。
西野さんのブログを読んでいるかのような、本当に西野さんらしい言葉・文章で本書は構成されています。
設定も物語の展開も面白い
ネタバレになるのであまり書けませんが、設定も展開も面白い。
強烈なボタンの掛け違いから始まる物語が、最後に向かっていくにつれてハッピーエンドの様相を見せていき、事件の中と外ともいうべき世界の違いによって捉え方が全く異なるという見え方で判断が変わってしまうことも盛り込まれています。
悲運な人生を歩んできたが為にこの不幸な出来事が起こったはずなのに、気付けば吉本新喜劇のような喜劇感がすごいです。
本書で感じたこと
小説なのでフィクションではありますが、この本には希望が詰まっていると感じます。
やりたいことをやっていたとしても、必ず上手くいくわけではなく、むしろ不幸の入り口になることもある。
それでもやっぱりやりたいことを上向き思考で人生含めて取り組めば、人生は良い方向に向いていく。
そんなメッセージが込められていると感じました。
インターネットが普及して世界は繋がり、人工知能やIoTの進歩により人間は自由な時間を今以上に得ることが出来ます。
そんな未来がすぐそこまで来ています。
やりたいことをやろう!!
ないなら探そう!!
自分の人生、楽しんでいますか?!!
まとめ
こんな小説も書き、イベントも手掛け、サービスを一から作り、今までにない非常識とされていることに対してパイオニアとなっている西野さん。
ビジネス書である「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」やブログなどから興味を持って読みましたが、楽しい時間を過ごせて良かったです。
やりたいことを我慢せず全力で突き進んでいるキングコング西野さんを目指して頑張ろうと思える一冊でした。
では。
<PS>
本当に西野さんは肩書きがありまくりというか、むしろ肩書き不要の人物です。
絵本「えんとつ町のプペル」も最高であり、グループワークによる絵本制作でなければあんなに素晴らしい作品は世に出て来なかったと思います。
昔も今もこれからも、キングコング西野亮廣さんの行動から目が離せません!