どうも、くす太です。
2016年のTBSテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で興味津々となった星野源さん。
その時に読んだ「そして生活はつづく」
ではドラマのイメージとは全然違いましたが、すごく魅力のある多才な方だということを知りました。
今回は星野源さんの多才ぶりが詳細に分かる
「働く男」
をご紹介します。
本書の概要
1981年生まれの星野源さん。
肩書きにとらわれない仕事人。
職業は多岐に渡っており、
作家・ミュージシャン・俳優などなど
とそれぞれの場で活躍している多才な人物。
そんな多岐に渡るそれぞれの職業の実績がまとめとして紹介されています。
「働く男」文庫版
2012年に出版された単行本「働く男」に2013年以降の情報も追記されて出版された文庫版「働く男」。
単行本と文庫本の出版の間には大きな出来事がありました。
それは、単行本入稿時に星野源さん自身が倒れてしまい、休業を余儀なくされたのです。
正直なところ、2016年のドラマで知るまではぼんやりと星野源という人物を知っているというレベルであった為、病に倒れていたことなどは全然知りませんでした。
2016年→2017年の時にも体調不良が報道されていた為、心配してしまいましたが、今回は大事に至らずということで一安心でした。
単行本にはない部分として、倒れたことによる心境の変化が文庫版では記されています。
改めて痛感する星野源さんの凄さ
「そして生活はつづく」で知った星野源さんの多才ぶり。
本書「働く男」では実績とともに改めて多才ぶりを知りました。
作家
文才はないと本人は言っていますが、全然そんなことはなく、すごく親近感のある文章であり、本書の途中で少し小説を書かれていますが、引き込まれる内容で小説を出版したらいいのにと思う文才の持ち主です。
下ネタや下品な表現は少し、いや、かなり盛り込まれていますが、距離の近い文章で好きな作家さんです。
映画のエッセイがメインでまとめ掲載されていますが、本書の単行本化の目的が元々は作家業のまとめだったそうです。
ミュージシャン
星野源さんを最初に知ったのは「SUN:SUN(通常盤)」という曲で、子供の運動会のダンスで使用されていた曲でした。
昭和テイストであるにも関わらず、耳に残る声にメロディ。
一瞬でハマってしまいました。
今のイチオシはテレビドラマの影響絶大で「恋:恋 (通常盤)」です。ドラマは終わりましたが今でもヘビーローテーションです。
驚いたのはインストバンドをされていたことです。
歌も歌えるは楽器も弾けるは作曲も作詞も出来るわって、、、
才能以外の何物でもない。
凄いです!!
俳優
一番驚いた出演ドラマは
「テレビドラマ版:ウォーターボーイズ」でした。
福山雅治さんの主題歌を覚えており、発売当時はカラオケで歌いまくりでした。
まさかあのウォーターボーイズに出ていたとは。(「そして生活はつづく」でも当時のエピソードが記されていますが、めちゃくちゃ面白い話です。)
その他にもたくさん出演されており、NHKの「ゲゲゲの女房」や「少年メリケンサック」にも。
多才ぶり
作家やミュージシャン、俳優以外にもコントをされていたり、声優をされていたりもします。
コントはウッチャンナンチャンの内村さんのNHK「LIFE!」 にも登場しており、またしても新しい星野源さんを見ました。
全てのジャンルで活躍されている星野源さん。
それぞれが中途半端ではなく、クオリティーの高いものとなっています。
才能という言葉一つで表現してはいけないのかもしれませんが、才能以外でしかない。
まとめ
またしても星野源という一人の人間の凄さをまざまざと見せつけられた一冊でした。
本のタイトル通りに働く男、いや働き過ぎる男。
働き過ぎだけが原因ではないと思いますが、過労による心身への悪影響が懸念されます。
これからもより一層の活躍を期待する人物、星野源さんに注目です。
では。
<PS>
本書にはお笑いコンビのピース又吉さんとの対談も収録されています。
又吉さんも芸人という職業と作家という職業の二足の草鞋の持ち主。
草鞋を持ちまくりの星野源さんとの対談は最高に面白いものでした。
草鞋をたくさん持っていることで、一般社会の人でも特別になれると思います。
すごいすごいと思うだけではなく、自分がそんなカテゴリーに属するように頑張るぞ!!