どうも、くす太です。
遂に最終回を迎えたTBSテレビで放送中の「逃げるは恥だが役に立つ」で主役・津崎平匡を演じている星野源さん。
あまりにもドラマで好演している為、興味津々でエッセイ本である本書「そして生活はつづく」を手に取りました。
読み始めてすぐに、裏切られた(ものすごくいい意味で!!)という思いになりました。
そんな本書をご紹介します。
※津崎平匡という役柄のイメージを崩したくない方は、十分に注意してお読み下さい。
本書の概要
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主人公・津崎平匡さん役や歌手などからは全然想像出来ない、意外や意外やの実態が、 様々なエピソード(ダメ人間・めんどくさがり・おっちょこちょい、おバカ、など)を絡めた第一弾のエッセイ本。
あまりに面白い内容で思わず吹いて笑ってしまいました。
星野源さんはこんな人だった
俳優や歌手としてのイメージしかなく、限られた情報では生真面目で紳士的な男性(逃げ恥のイメージ)といった感じと思っていましたが、本書を読む限り、まさかまさかのダメ人間さんでした_:(´ཀ`」 ∠):
ベタなところでは、洗濯物を溜め込む、掃除はしない、携帯電話料金を延滞する、などなどのめんどくさがり。汚部屋が容易に想像出来ます。
さらに意外だったのが、まぁまぁの下ネタ好き!平匡さんから一切想像出来ない_| ̄|○
私生活のところはさておき、現在に至るまでのところですが、ネガティブ思考の内弁慶的な方で、現実から逃れたくて映画や音楽などの非現実に入り浸り、非現実から現実に戻る時の空虚感が嫌で、非現実を作り出す側になりたいと行動し、今では<俳優・歌手・作家>になっている星野源さん。
生半可な行動力では今の位置には来れないことを考えると、やはり飛び抜けた才能の持ち主なのだと思います。(何様発言はお許し下さい。)
俳優では、
歌手では、
星野 源 - SUN【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube
星野 源 - 恋 【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube
作家では、
のような作品を世に出されています。
感動エピソード
様々なエピソードにより星野源さんが魅力的な人であることが判明したことに加え、ご両親、特に母親の凄さを感じたエピソードがありました。
小学生の時にちょっとしたいじめに遭っておられたようで、嫌な記憶としてあったが、いざ向き合ってみると思い返されるのは主に母親とのおバカエピソードばかり。悲しい思い出ではなく、
親にだまされ遊ばれたという、バカで、くだらなくて、楽しいものばかりだった。
らしいです。
母親に子供の頃を尋ねたところ、おバカエピソードの理由は
「学校行って帰ってくるたびに源の顔が暗くなっていくんだもん。それを無理に頑張れって言うのも嫌だし、だからせめて家の中だけは楽しくいてもらおうと思って、いろいろしたの」
という母親の発言。
こんな対応が自分に出来るだろうかと思うほど、素晴らしい親だと思います。
風変わりな出来事は全て星野源さんの為。尊敬出来るご両親です。
最後に
始まりから終わりまでずっと楽しい本でした。
楽しいだけではなく、参考になる考えも散りばめられていました。こりゃ第二弾のエッセイも読むっきゃない!!
冒頭にも書きましたが、津崎平匡という役柄を大事にしたい方は要注意の本書でした。
では。
<PS>
ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が最終回となりました。途中から見ましたが毎週楽しみにしていた為、いわゆる"逃げ恥ロス"になりそうです。
無事に平匡さんとみくりはハッピーエンドとなりました。
毎回、非常に楽しめたドラマでした!!!