どうも、くす太です。
西野亮廣さんの「魔法のコンパス-道なき道の歩き方-」を読了しました。
西野亮廣さんといえば、失礼ながら
芸人コンビの「キングコング」のツッコミ担当
絵本作家
頻繁ネット炎上
というくらいしか知らず、どのような考えを持っているのかは全然知りませんでした、、、が、ブログに書かれていた
「性善説について、この場合の"善"は自分にとって善いことであり、人は自分にとって善いことを行なっている。」
この言葉を読んでから、ものすごく興味を持つようになりました。
そこで本書を読みましたので、ご紹介します。
本書の概要
芸人という定義から始まり、一般社会における常識というものに対して、固定概念に囚われずに様々な可能性を探り、実行していく。
一歩進んだ考えを持ち実行していったことを合計4章・43項で紹介しています。
しいてピックアップするならば
どれも素晴らしく、為になる言葉があり、見習うべきところばかりですが、しいてピックアップするならば、
2.僕は問いを持つ
色んなことに疑問を持ち、問いには必ず存在する答えを探す。しかしながら現代では答えが出ているものがたくさん。なら開拓されていない場所で問いを見出し答えを探す。
すごく勇気がある一歩!
5.ヨットのように生きる
世の中には逆風はない。ヨットはどの向きの風でも前進することが出来る。ヨットのように全てを進む力に変える!
10.仕事の広げ方
誰でも出来る仕事は得られる対価は低い。大変なものでも誰でも出来るから代えがきく。
だけど多くのライバルがいる仕事でも、組み合わせることでライバルは減っていき、特異な存在になれる!
14.SNSの正しい使い方
以前は情報拡散に使えたが、今ではそうはいかない。だから逆に直接コンタクトを取り、1ユーザーを狙い撃ち。
自分から来る有名人。こりゃ素人は完全に落とされる!
27.授業中のスマホ使用禁止は時代錯誤
スマホで授業に集中してもらえない、、、だから取り上げる。しょうもない授業しか出来ないことを自分で認める教師たち。
興味を持たせるツールとして授業を組み立てられる教師が増えれば、日本の教育も変わりそう!!
教育委員会も取り組みを変えるべき!
37.お笑い芸人がライブで食っていけない理由
大きなキャパでライブをすると客の集客は出来るが経費もかさむ。開催出来る回数にも限りあり。
そこで気付いたライブに来る前後もライブの集客に組み込む発想!形になればすごい!!
おとぎ町はその終着駅といったところでしょうか。
まとめ
以前のようにテレビ番組で見る機会は減りましたが(自分のテレビを見る時間が減っているのもある)、その裏で自身の思い描く世界を実現させていることを本書で知りました。
様々な試みが成功し、おとぎ町という街づくりも手掛けている。
この人の想像はもっと広がり、思い描く夢が実現し、感化され、共感し、同調し、進化していく人たちが多く誕生していくのを予感させる本書。
目が離せない!!西野さん。
<PS>
自然と同じく人間も自分にとって善いことをしている、ここから興味を持った西野さん。本書でさらに興味が湧きました。
次は絵本に、イベントに参加したいという思いです。思いで止めずに必ず行動します。
平成29年には絵本イベントを大阪でもするらしいので、行くっきゃないです!!