どうも、くす太です。
本シリーズの1つ目は下記の記事です。
シリーズ2つ目については、
"駐車場の種類の重要性"
について書きます。
1.駐車場の種類が重要な理由
駐車場を使用する場合の利便性もありますが、なによりも必要となる費用が変わります。
維持の為に必要な費用、経年劣化や故障により必要となる費用などが異なりますし、収入となる賃料や管理費等なども異なります。
機械式の場合
利便性
使用している区画によっては入出庫までに時間がかかり、駐車可能なサイズも制限が厳しく設定されています。
費用面
維持費用もかかれば修繕費用もかかります。(台風や集中豪雨などにより、地下ピットがある場合は水没する危険性があります。)
平面式の場合
利便性
自由に入出庫ができ、車高もほとんど気にする必要がありません。
費用面
維持費用はかからず、修繕費用はかかっても路面補修や区画のライン引き程度です。
上記などのことから、駐車場の種類は重要であり、平面式が望ましい種類となります。
2.立地は?
利便性では屋内か屋外かは大きな影響があります。
屋内の場合
平面式でも機械式でも雨天時は濡れることがない為、すごく有益です。機械式は特にですが、風雨による設備の劣化が抑えられます。
屋外の場合
雨天時は平面式でも機械式でも変わらず大変ですが、機械式は設備が濡れることで劣化が進行したり錆びやすくなり、好天時でも紫外線や風などから悪影響があります。
上記などのことから、立地面では屋内式が望ましいです。
3.分譲か?賃貸か?
分譲か賃貸であるかにより、管理方法が異なります。
分譲の場合
所有者は管理組合ではなく、各所有者になります。(住戸と同じように駐車場も一区画として所有することが出来ます。)
管理などは本来、駐車場所有者のみで団体を作り、駐車場の管理費等を定め、メンテナンスを含めた維持修繕を検討・実施することになりますが、駐車場所有者のみの団体がなかったり、あっても機能していなかったりする場合がありますので、その場合は管理組合が管理しますが、所有しているわけではない為、運営は少しですが困難なものとなります。
賃貸の場合
所有者は管理組合となりますので、管理も管理組合が行います。賃料の設定や維持修繕も管理組合が行いますので、運営はしやすいものとなります。(借りる人が減った場合、管理組合としての収入が減りますので、収支上で問題になることがあります。※昨今車両を所有しない人が増えており、駐車場の借り手も減っています。)
運営面を考えると、賃貸の駐車場が望ましいです。
4.くす太の結論
これまでの考えを総合すると、
- 平面式
- 屋内式
- 賃貸
の駐車場が一番良い駐車場となります。
利便性も高く、費用もかからず、管理も運営もしやすい。(平面式駐車場であれば、維持修繕費用がほとんど変わりませんので、分譲でも一切問題ありません!!)
分譲マンションを購入される際は駐車場を必ず検討項目に入れましょう。
では。
<PS>
以前に住んでいた分譲マンションでは、自走式立体平面駐車場でした。(駐車台数も確保出来る為、収入面においても良く、利便性も良く、加えて維持修繕の費用も抑えられます。一番いい駐車場です。)
ご参考まで。