どうも、くす太です。
現在勤めている会社では週に1度、スピーチ朝礼というものがあります。
だいたい年に1回はスピーチをする順番が回ってきます。
スピーチの題材としては、基本的には読んだ書籍から得られたことや学んだこと、情報などを発信することになっています。
直近で行われたスピーチ朝礼の内容が良かったので記事にしたいと思います。
1.題材として使われた書籍
著者は小倉広さんという方で
「任せる技術ーわかっているようでわかっていないチームリーダーのきほん」
です。
2011年(平成23年)1月に出版された書籍で、日本経済新聞出版社から出版さています。
2.スピーチの概要
スピーチをした方は3年ほど前に役職が付き、所属している部門のトップという立場にあります。
部門のトップになりながらも、これまでと同じ業務を高レベルで維持しながら続け、案件漏れがないように仕事をし、そういった仕事に対する姿勢を見せることで部下への刺激や手本になると考えていたようです。
しかしながら、部門トップとしての仕事が疎かになってしまい、また、部下に任せていなかった為、自分が求めるクオリティでの仕事が出来ていないと感じる、という現状だそうです。
書籍に書かれているそうですが、
仕事は任せなければ、本人が携わらなければ、こちらが求めるクオリティにはならない。
※読んだ書籍ではない為、完全な引用ではありません。
とあり、この方の現状と抱えている問題に対する答えがあったと話していました。
今後は、任せる仕事は部下に任せ、部門として取り組むべき課題・問題(既存の仕事ではなく、将来に向かった・未来の仕事を獲得するなど)に取り組んでいく、という形でスピーチが終わりました。
3.くす太が考える任せることの必要性
私自身は役職が付いているわけではありませんが、10年近く在籍している為、後輩はいます。
所属部門以外にも後輩はおり、長年いる社員よりかは、やはり、判断力も行動力も劣るというのが一般的なところだと感じています。
新規の仕事が入ることで、これまでの既存の仕事を後輩に引き継ぐこともありますが、半年ほどは私主導で引き継ぎを行い、その後は主体性を持って後輩に仕事をしてもらうように考え、引き継いでいます。
任せることの必要性についてですが、
個人として、あくまでも単体として仕事をするのであれば企業などの団体に属する必要はないと思います。
また、団体に属さず、個人で仕事をする場合、事業の規模拡大が困難となります。
人工知能"AI"の技術が確立され、完璧な動きが可能となれば別かもしれませんが、今現在としてはどこまで効率良く動いたとしても限度があります。
既存の仕事を個人で回しながら、新規の仕事も獲得する。
ある程度の量までは対応可能と思いますが、必ず限界が来ます。
新規よりも既存に注力する形となった場合、既存が傾くことで共倒れになることが危惧されます。
かといって、新規に注力すると既存が疎かになり、結局は悪い方向へと流れてしまいます。
仕事というのは役職に応じたものがあって当然です。
役職が付いているのに平社員と同じ仕事をする。
レベル・クオリティはいいのかもしれませんが、新しいものを生み出すわけではありません。
役職があるのであれば、新規の仕事を獲得したり、業務の効率化を図ったり、新しい営業ツールを開発したり、営業が得意であれば営業手法を部下に伝授していくなど、
既存の仕事ではない新しいものを想像し、作り出しいくことが必要だと考えます。
どの企業にもいると思いますが、一時期の営業成績が良くて役職が付いているが、新しいものは何も生み出さず、部下に対して叱責するしか能の無い社員。。。
残念な人であり、害ある存在と思います。
能力ないのになんで役職付いてるねん!!
って思ってしまいます💦
まぁ、企業という組織にとっては反面教師という必要悪なのかもしれませんが。
役職のある人は未来を向いた仕事を!!
平社員の人は既存の仕事をしっかりとこなし、今を守る仕事を!!
また、役職者は部下に完全に任せて放置ではなく、要所要所で出来具合いや進行具合、業務の理解度をチェックすることで顧客に対しても失礼のない状態・高品質を保つことが出来るようになります。
究極のところでは、
新規の仕事の獲得量によっては、既存の仕事のみで将来が磐石となり、新規の仕事を獲得しなくても安定した経営が成立つことがあります。
こうなればもう自分が働く必要がなくなります。
あくまでも自分が経営者・社長である必要がありますが。
ここまでくれば余程のことが起きない限りは安泰で、様々な縛り・拘束がなくなり、自由な存在になります。
さらにこれをパソコンやスマホにより、インターネットを駆使したシステムとすれば、正直人材も不要になってきます。
夢が広がります
(´・Д・)」
では。
<PS>
自分が読んだ書籍ではないですが、他の人の感想から考えてみました。
なかなか全ての書籍を読むのは厳しい為、新しいブログのネタとして、これからもいい内容のスピーチがあれば記事にしていきます。