どうも、くす太です。
書籍読了の記事久しぶり
+実際の本を読むのも久しぶり(電子書籍は2冊読んでました)
でしたが、さっそく。
本のタイトルに惹かれて購入しました。
ヤクザ式!!インパクト大ですね。
本書は6章・45個の短い文章で構成されています。
本のタイトル通り、ヤクザ社会だけではなく、一般社会でも表現を変えれば十二分に通用すると思われる、ものの言い方・考え方が、著者の記者時代の経験を踏まえて考察されています。
本書の中から2・3抜粋しますが、
「"ポロリと本音"の演出で相手を引っかける」
相手に儲け話や問題事などをもちかける時には、多くの言葉を用いて口説くよりも、みなまで言わずに口を滑らして言ってしまったかのように見せることで、相手がうっかり出た内容を聞きたくなるように仕向ける。
心理学的にも存在する方法のようです。
「キャンキャン吠えないで、低く唸ってみせる」
強い犬は盛んに吠えないという風に一般的には認識されている為、吠え続けるのではなく、静かに重く響く一言を告げる!
キャンキャン言われるのも嫌ですが、核心を突く一言をさっと言われると、うっ!となり一目置いてしまいます。
「無理難題はキッパリ告げたうえで、尽力をアピール」
会社勤めをしていなくても、ありとあらゆる場面で無茶振りというか無理難題を押し付けられそうになることがあります。そういった時に、単純に無理ですと拒否したり、引き受けてしまったりするのではなく、無理ではあるが出来る限りのことはする!!と引き受けたように見せることで、何事にも逃げ出さずに立ち向かう人として良い印象を与えることが出来ます。
上記のような事例以外にも、良いものの言い方が記されています。
同じ内容を伝えるにしても情報開示・伝える内容の順番によって、受け取る側の相手を翻弄出来る可能性を秘めていると改めて感じました。
表現方法を自分の立場に置き換えて、上手く活用出来ればと思います。
では。
<PS>
本書内でも書かれていますが、くれぐれもそのままの表現はしないで下さい。大問題になったり、スムーズに進むものが大こじれする可能性があります。お気を付けあれ!!!