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くす太net

『くす太』というマンション管理会社に従事する男の雑記ブログ。マンション管理・書籍・映画など。

【思いを軽んじられる人は必読】『「言葉にできる」は武器になる。』(梅田悟司さん著)を読了〜感想書評レビュー〜

どうも、くす太です。

 

『「言葉にできる」は武器になる。』(梅田悟司さん著)を読了しました。

仕事柄(分譲マンション管理のフロント担当)、資料を作ったり、議事録を書いたりと、文字と関わる時間が大半を占める為、ふと書店で本書に目がいきました。 

また、本ブログのように、自分の思いを言葉に変えて発信していることも本書を手に取った動機です。(より多くの人の目に止まる文章を書くことが出来れば、もっとPV数が伸びるはずという浅はかな思いですが。)

読んですぐに感じたことですが、本書は上手く文章を書く為のテクニック本ではありませんでした!!

 

 

本書の概要 

考えている時、本を読んでいる時、テレビを観ている時、などなど、人は何かを思う時、意識はほとんどしていないですが頭の中で言葉を発しています。(この番組面白いな〜、あの子可愛いなぁ〜、という時も必ず、声にせずとも頭の中で言葉にしています。)

その中で、現代では外に発信する言葉のみが重要視されていますが、頭の中にない言葉は発することが出来ません。

そこで!

いかに頭の中にある言葉を育てるか、それが重要であるとし、本書では、頭の中にある言葉、内なる言葉の育て方に始まり、育てた内なる言葉をより効果的に外に発信する方法が丁寧に説明されています。(3章構成)

ざっくりと説明するならば

1.内なる言葉と向き合う

頭の中にある考え、思考を巡らせているだけでは、実のところ、 考えたつもりで終わっている可能性があり、いざ外に発信しようとしても上手く言葉にならず、、、といったことになります。

そこでまず初めに、思っている考えで終わらせずに、内なる言葉であることを意識し認識することから始めるのです。

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2.正しく考えを深めるサイクル

言葉は思考の上澄みである為、内なる言葉を磨きあげることが思いをハッキリと強く明確にし、相手に伝わる重みのある言葉となっていきます。

磨きあげる方法として、思考サイクル法というものを提言しています。

内なる言葉を全て書き出し、 分類し、その上でさらに思考の幅を広げ、思考の深さを掘り下げる、これを突き詰めて内なる言葉の解像度を上げていく。

この作業を片手間ではなく、しっかりとした覚悟を持って、逃げずに、時間を確保して行うこととしています。

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3.プロが行う言葉にするプロセス

料理でいうなれば、素材が良ければ味付けは最低限で良いということで、素材である内なる言葉が最良であれば、外に発する時に変なテクニックは不要としています。

内なる言葉に重みが伴う為、そのまま発言することで相手にしっかりと伝わり、人が自然と動いてくれるようになります。

ここからはテクニックの要素も含まれますが、成熟した内なる言葉を全てさらけ出す方法、戦略が書かれています。 

 

まとめ 

自分の考えを、頭の中で巡る思いをしっかりと認識し、外に出してから整理を行い、幅・深度を進めることで、より磨かれた思いになる。

内なる言葉が確かなものであれば、外に出す言葉にも自然と思いが乗り、心に響く重みのある言葉になる。

上からの物言いが許されるのであれば、

なるほど!

確かに!!

が詰まった本でした。

 

<思いを軽んじられる人にオススメ>

世の中にはいかに上手く話せるか、というところに視点を置き、話し方のテクニック本をよく見かけます。本書は世に溢れているのとは違い、上手く話す為には自分にうちにある思いを明確にし、考え抜くことで、重みのある言葉になるとしています。

上手く相手に思いが伝わらず、発言が軽んじられてしまう方に是非ともオススメしたい本です。

 

では。